響鬼、切断

 ああ、とうとうこの日が来たな、という感じ。
 最新回の「恋する鰹」ダメでしたねえ。

 いや、初めからああいう荒唐無稽なギャグをやる話だったらよかったんですけどね。またトドロキくんが嫌だろうにああいうオチキャラに仕立てられちゃってるのも可哀想でしかたがない。

 というかですね、特撮ものってこんなの望まれてるか? って気もするんですよ。子供の頃私が見たかったのはとにかくカッコイイヒーローでした。そのヒーローがお約束のギャグをかますたび、私はサザエさんの失敗を見せられたようなこっちまで気恥ずかしい気分になって、「それ、失敗するとか、恥ずかしいだとか、子供だってわかるよ…」と思っていたものです。

 つうかな、頭古いのか井上敏樹。お前は今時きゃふううン♥と抜かす女の子で抜けというのか

 装甲声刃のカッコよさプッシュしないでどうするんだよ、3人もいるヒーローかっこよく見せないでどうするんだよ…ほんと、555の失敗そのままですね。もうちょっと考えてくれ…。武器がカッコよく直接攻撃になったこと自体は(以前の調子はもったいないけど)ある意味正しいことなんだからさあ。

 本当に怖い客はクレームをつけてくる客じゃない、黙っていなくなる客だという言葉をなんか思い出した、そんな響鬼の回でした。