Ep3観て来ました。

 あらゆる意味でEp1からの新(?)STAR WARSの集大成という感じでした。モーションライドの映像表現をそのまま用いたような空間戦闘シーンや、CGを駆使して舞台の大仕掛けを使いまくったライトセーバーバトルなど、おー、こういうのがやりたかったんだーと素直に感嘆の声が出る映像が満載です。特にラストバトルの舞台は、舞台の仕掛けをよく見るために2度観たくなります(一回目はバトルのほうに集中しないといけませんから、ムチャクチャなとこで戦ってる細かいディテールには集中しづらいんですよね)。また、ライトセーバーバトル、特にジェダイ対多数の戦いは洗練と派手さがここに極まったという感じですごい。もはや、何がどうなっているのかわからないレベルまで来ています。ジェダイの戦いというフィクションの究極が堪能できます。Ep4では剣道みたいだったライトセーバーバトルがここまで…って感じですね。
 また今回、戦闘シーンの数が多くてあまり退屈を感じません。戦闘シーンの合間にお話が進行してる感じ。戦闘シーンでやや冗長さを感じることがあるものの、観やすくなってるんじゃないでしょうか。そのせいで心理的に説明不足っぽい感じもしちゃったりしますけどね。
 しかし今回残酷描写が多いよー。米国でレーティングついたって話も最初何をそんな大げさなと思ったんですけど、いや、これは無理ないかも知れん。お子さんと行かれる方は要注意です。
 そんな感じのSW Ep3なんですが、個人的に残念だった(?)こと。アニメで作られた「クローン大戦」だとクローントルーパーがすごくプロっぽい描かれ方をしていて気に入っていたんですよね。ハンドシグナルを使ったり、小隊の構成員をうまく使ったり。映画ではその辺の軍隊らしさは微妙に薄かったので残念でした。

 そうそう、今回の映画は特にEp4〜6を思わせるシーンがいっぱい入ってますので、御存知ない方は予習しておいたほうがいいかもです。特にちだキュンも感極まったというラストシーン、あれはズルイよね! その他にもドゥークー伯爵対アナキンも、ああ…って感じでよかったですよ〜。