贅沢な悩み

 というのをあまり経験したことのない猫舌さんです。強いて挙げれば親が外食に連れて行ってくれるというので焼肉にしようか中華にしようか悩む、といったことが関の山です。

 しかし今、猫舌さんは「これは贅沢な悩みだ!」と自覚せざるを得ない悩みを抱えています。
 実は最近、父親が奮発してTVが37型のプラズマテレビっていう、どこの懸賞に当たりましたかというシロモノに変わったのですが、悩みの原因もそこからやってきました。

 つまり、

アナログが奇麗に見えない

 んですよ。
 色のにじみとか、気になりまくり。
 ということはですね、つまり

今までHDDレコーダーに録りためた映像が、まるでVHS標準で録画したかのように見える!

CSなんかもーブロックノイズが見えまくって、かなりきついです。今まではそんなもん(確か25型)かけらも気にならなかったのに…。

 それどころか、BS-hiNHKのデジタルハイビジョン放送)を見たあとだと、DVDですら霞んで見えます。マニアがBlu-rayだとかD-VHSに走るわけだ…。


兄「なあ…人類は、ひょっとして制御しきれないとんでもないものを作り出してしまったんじゃないだろうか…」
弟「そこまでは言わんけど、いつもの番組がどこかのホテルで見る知らない放送局の番組のように違って見えるのは確かだ…」
兄「……うむ」

 ちなみにお金がないので録画環境は当面据え置きです。慣れるのかな、これ…。