その出来の悪い台本は… - 猫舌あちの物欲放浪記

　ここまではよかったのに、今週はダメでした。てーか晃さんあんなバカじゃないよ…。

　まあ原作読んでる人間の立場の違いってのもあるんですが、晃さんはあんなに気配りの出来ない人間だと思っていないので、その時点で全てダメ。原作の晃さんなら、最初不機嫌な顔をしている旦那さんにきちんとフォローするし、そもそも仕事と新人教育はきちんと分けて行動するはず。そのくらいマメでものをよく見ていて、なおかつ真面目な人なんですよ。アニメ版だと不愉快な客（ったって悪態ひとつついただけで別に態度が悪かったわけでもない。ガイドブック首っ引きになって案内されるなんて旅行者からしたら当たり前のことですよ）に啖呵切っちゃうかっこよさはあるけど、正直それって子供っぽくて薄っぺらい。

　後半の修行シーンは空気存在と化している夫婦がいる以外は原作通りなのでどうでもよく。最後のまとめにも夫婦が絡みづらくなっていたのはしょうがないとこか。この話の肝はなかなか上手くやれない灯里たちを見守り評価する晃さんにあるわけで、それを第三者のお客さんに見せてウンディーネすげーって言われることじゃないんですよ。

　というわけで激しく微妙でした。今まではよかったのになあ。