鬼が来た

 と言うわけで始まりましたよ響鬼。まずは1話だから、例によってOPカットかなあと思ったらちゃんとありました。インストなんですね。結構凝ってて、いい意味でなんだこりゃと(笑)。女の人の顔に筆文字書くのはどうかなあと思いましたが。
 本編。ミュージカル? と思わせるような音の使い方。音はやっぱり響鬼のキーワードですね。視聴者視点の男の子もドラムのスティック鞄に差してブラバン志望みたいですし。
 いきなり舞台が屋久島。1話で金使いすぎ?^^; 大自然の中で、響鬼が登場します。異質すぎる照り返しの多い紫の体。それが驚くほどしっくりくるから不思議です。しかし変身音叉音角を使った変身は地味すぎる。まあこのライダー(ってバイク乗るのかいな、この人は…)が「変身!」って言っちゃったらなんかそれはそれで違うような気もしますが。
 敵はずいぶん単純、っていうか被り物ですらなくなった感じで、特殊メイクだけって印象です。口とか役者さんの口見えてますし。しかしその人間、非人間の曖昧さがいい方向に出てる気がします。
 響鬼、フェイスオープンなんて技があったんですね、しかも紫の炎吐いてるし^^; すげー。もはやどこがライダーなんだという感じですが、新しい形の特撮ものとしてはとても面白そう。今までになく映像で気取って遊んで見せてるのもいいです。(今までのライダーの失敗パターンみたいに)お話ができないなら、画面で押し切っちゃえ^^;
 一つだけ苦言を呈したいのがエンディング。布施明の声がやたら格好いいのに歌詞はいつもの平成ライダー節。もっと熱く素直な歌詞でよかったのにー。ここは「みんなのうた」みたいな歌詞が合うと思いますよ。ヒーロー節出しちゃいかん。布施明の渋みに対して歌詞が青くて若すぎ。もったいない。
 この凝り方で1年続けるのはきつそうですが、頑張って欲しいものです。
 でも映画どうするんだろうねえ、こんな話で^^;