勢いで終わらせちゃいました

AC5、一度始めたらやめどころが見つからずズルズルと最後まで…よく体力が持ったなあとか思ったりも。

 さて終わってみた感想を。

 前作よりも大きく風呂敷が広がった話を、前作よりちょっと増えたボリュームでやろうとしているので、ストーリー的にそれじゃあ終わらないんじゃないかなあという舌足らず感が残りました。まずひとつ、これが残念。
 前の日記で「ストーンヘンジほどではないけど」と書きましたが、ストーンヘンジもびっくりの兵器がいくつか出るので肝に銘じておきましょう^^; この辺はきつい人がいるかも。

 あと、日本語の音声が、英語音声日本語字幕の字幕と同じ内容になっています。これは文章書きから言わせてもらうとかなりマイナス。字幕って、字幕の雰囲気というのがあるじゃないですか。でも実際にしゃべり言葉だと変なこともよくあるわけで、それをそのまま地上や空中でのおしゃべりにしてしまうのは違和感があります。日本語音声はなんかかなりよくない(特にChopperの演技が…)んですが、混線してくる音声に細かい状況が入っていたりして意外な発見があったりもします。しかしEdge(Nagase)役の山崎和佳奈さんの声が鶴ひろみに聞こえる…(苦笑)。

 あと、これはネタバレなんですが、戦闘機を自由に選べない機会が何度かある(艦載機しか使えない、本拠地を離れているため乗り換えられない、特殊な機体を使用することになる)のが厳しかったです。特に最終面! 私はA-10で穴くぐりをやったので、A-10でSOLG落とす羽目になりましたよ!(笑)。

 難易度は全体的にAC4より上昇している感じです。特に「味方戦力が全滅すると失敗」あるいは「特定の機体が墜落すると失敗」というステージは、前作に比べ敵戦力が多い本作ではかなりてこずる羽目になります。
 そうなってくると困るのが僚機のメッセージ。さすがにリトライが4度目くらいになるといいかげん無視してやろうかとかいう気持ちになります^^; まあ実際、メッセージにはあまり重要な意味が込められてないようなので困ったりすることはない実は分岐に関わっています。Chopperが聞いてくる歌のこと。はいといいえで進行するステージが変わります。のですが。

 あと、キルレートによる新機体追加ですが、正直言って一度終わるまで気にしないほうがいいです^^; Normalではミッションに合わないのを承知で飛ばしでもしない限りいっぱいになりません。最初はミッション内容にあった強力な、でも派生のない機体でちゃっちゃと終わらせたほうが絶対にいいです。一周すると何度でも特定のステージだけプレイできるフリーミッションが追加されるので、それで稼ぎましょう。フリーミッションでは挑戦するたびに難易度設定できるので、その時にHard以上にしてプレイするのが効率よさそうです。

 終わった後のお楽しみは充実しています。例によってスペシャルカラーがありますし、地上物を破壊してると時々Awacsが「何かの部品を発見した。地上部隊に回収させる」なんて言うことがあって、それによって機体が追加されたりとかある模様です。フリーミッションで全部Sランクも、やっておかなければならないでしょうし。やり直すには泣けてくるステージも多いんですが…(笑)。

 ああ、そう言えばゲームの写真で「メビウス1」という名前が出てて、てっきり出てくるのかと期待したんですが、メビウス1はArcadeモードのプレイヤー、という扱いでした。うーんちょっと残念。

 全体的な雰囲気ではストイックにまとまったAC4に軍配が上がりそうですが、今回はゲーム要素の加わったステージが多いし、話は前作の比でないくらいの展開を見せますし、そういう意味でAC4と好対照な感じのゲームにまとまっていると思います。例えて言うなら、AC4はビートマニアで、AC5はポップン…(そんな例えでいいのか)。あんまりフライトシムをしない人にお奨めです。ただし! 自信のない人は絶対にEasyかVery Easyでやりましょう! Normalの選択時に「3〜10回のプレイでクリアできるくらいの難易度です」というようなことが書いてあるのは伊達じゃありません。今回、敵の増援が小出しなのでトライ&エラーになることが多く(大物出てきたときにミサイル撃ち尽くしてたとか)、何度もやってうまくいく、というゲーム感覚が受け付けない人は絶対難易度下げたほうがいいです^^;

 最後に一言。Chopper、なんで死んじゃうんだ…君がいないと無線がぜんぜん面白くないよう