週刊少年マガジン 第34号流し読み

 マネージャー希望な女の子は嫌なコではなかったですが、ここでフォロー話。振り返ってみると、この漫画はそういうトゲ抜きがけっこうあるような気がしますねえ。印象がよいのはそのせいか。

 違和感のある柱宣伝2本。担当柱書くの疲れたか(笑)。最後に殴られた播磨は船長の温情? でそのまま陸に強制送還のような気がする。それ以外の内容は、休載じゃなかったねというだけの内容。最後のコマに沢近出てるから来週からは元に戻すんでしょう。たった二週で戻すなら最初からやるなよ。や、もっと長く続ければ意味がでてくるだろうに、という意味でもなくて。時間稼ぎの週にこの掲載位置(オリンピック企画漫画、あひるの空、はじめの一歩に続く4番目)は正直甘やかしすぎです。2週前(沢近八雲バトル)のアンケート結果を受けてこの位置なのかも知れませんが。そういう意味じゃ来週が楽しみだな。実際こんな話でも気にならないのは、ページとネームが少ないからで。クロマティくらいページとネームが多かったらあの猿の王国と同じ体たらくになってたと思いますが。
 さて、最後のコマで沢近が塚本家を訪れていましたが、これで播磨を完全に話から外した単なる沢近と八雲の和解劇をやってしまったら、それこそ救えないなと思います。*1さすがに天満もいるし、そういう流れにはならないとも思うのですが。*2
 いい加減過去自分でやって失敗した流れは学習してもらいたいものです。

 養育費、という地に足のついた(実際誰もが使う可能性のある)カネについて持ち出してきたのは評価プラス。しかし政治家や企業トップを簡単に悪者にするマガジン病が出たのはマイナス。逆らうという行為は気持ちいいでしょうがはっきり言ってやりすぎは子供に見えるだけですよ。

 言い負かされた≒悪い、という気持ち悪い図式が。つうかそんな簡単に言い負かされるなよ。まあお互い全然説明してないので(実行する段取りの細かい話とか、注力する点とか曖昧すぎ)、クニミツが丸め込んだのだってずいぶん乱暴な話ですよ。勝ち負け、優劣という描き方でなければよい話だったのにね。

 A・T殺法うつし身はギャグと分かっててもやり過ぎなんじゃないかと。つかぶっちゃけムリ(笑)。相手はマジバトルの最中のつもりなんだから、あれはほとんどチート*3の勢いですよね。あとは、わーいリンゴ出たー(笑)。久しぶりの潤いが。しかし、その裏で顎人の兄貴の動向が気になる。って警視庁がアパッチ・ロングボウですかッ!

  • 涼風

 やはり故人だった涼風の思い人。というか…それでいいの? と思ってしまうくらい安直な展開ですが。涼風のDQN度上がりましたねえ。主人公大和との交流は故人のことで重くなる心を軽くするにはよかったですが、その相手が故人を思わせるようになってくると「イライラする」と。まあ少年漫画にありがちな女の子だなーと思いますけどね。主人公もストーカーだし。…幼なじみのほうがいいよ、絶対^^;

 アスナが結局3日も口を利いてくれないと落ち込むネギから。そこにうまく取り入ったいいんちょですが、結局他の生徒のダシに使われてるよ! カワイソー。いいんちょ好きなんだけどなあ。いいんちょのお誘いで南の島へ(作中じゃまだGWですよ)、というわけなんですが、なぜかクラスの半数が一緒に。リアルでは夏だから、という感じで水着の大盤振る舞いとも取れる。登場しているのは、裕奈、朝倉、夕映、亜子、アキラ、柿崎、アスナ、釘宮、古菲木乃香、ハルナ、刹那、まき絵、桜子、那波、風香、史伽、のどか、夏美、あやかの20名(半分どころじゃないじゃん)。要するにまほらチアリーディング鳴滝姉妹の修学旅行1班グループ、なかよし運動部、図書館探検部アスナこのか刹那古菲の主人公グループ、朝倉那波夏美あやかの修学旅行3班グループなわけですね。素晴らしいのがひとコマにおさまっているアスナ、このか、刹那が順番に競泳、新スク、旧スクになっている点。まあ全員旧スクのほうが幸せだったのにというのはここでは言わない方向で(笑)。今回は那波千鶴(の乳)が大活躍。というかネギ、乳に囲まれまくり。参戦したのは那波、パル、いいんちょ、桜子(なぜ?)の面々。那波、というか今回はさんざん名前で呼ばれているのでちづる、こういう性格だったのか。喜っ子さんあたりがCVをやってもおかしくなさそうな性格。しかし、アスナとの仲直りに協力しようと持ちかけたいいんちょに「それでこそ私のあやかよ」と言ってるんですが!? そういうキャラなんですかっ。うーん、最後のオチはいつもっぽい感じだけど、アスナはよほど本気で心配したのか、ハマノツルギがマジ召喚されてます。ハリセンじゃなく、仮契約カードで持っている剣の形状です。左目がアップになったのは伏線なのかな。*4そのくらいなので、狂言と分かった際にはかなりマジ泣き。ちょっと可哀想でしたねえ。

 もうキチガっちゃってる作品ですが、「悪い政治家」ではなく「政治家=悪」になってるし、「たちの悪い警察官」じゃなくて「警察=抑圧組織」になってるところが気持ち悪いどころの騒ぎじゃないです。なんなんだこれは。

 なんかクロマティになってきてません? でも登場済みの兎怪人さんは美人だ。そしてエロい。

  • 勝負師伝説 哲也

 プロファイルから導き出された確率が低すぎだよッ^^;

  • 女子大生 家庭教師 濱中♥アイ

 リンコ、眼鏡外してる方が可愛いような…。

*1:要するに美琴の時と一緒。

*2:「最低だよ…播磨君」だったらもっと救えない。

*3:主にPCのゲームなどにおいて、データの改変などを使ってズルをすること。

*4:アスナの左右の目の色が違うのは、ネギまを押さえてる人の間では周知の事実になってきてますね。