そんな町中の風景からフジテレビ系の深夜番組を夢想する話。

 会社の近くには、教会があります。
 などと書き出しますが、別に宗教的な話をしようとかそういうことではありません。むしろ全く関係なく。

 その教会には、いついつの礼拝とその内容、みたいな予定の看板が立てられています。そのうちの一つがえらく目を引き、我々某RUNEスタッフの驚きを誘いました。

 その礼拝の説話? のタイトルが、


『そんな人は知らない』


 いったいこのタイトルでどんな話をなさるんでしょう。全く興味が尽きません。

 しかしなかなか読ませる、かつ想像させるいいタイトルだと思いませんか? 直木賞受賞作のタイトルだと偽っても通ってしまいそうです。

 そこで。

 こういったどこかにある言葉が文学作品だと仮定して、その冒頭の一文をでっちあげる番組はどうだろう? とかまるで関係ないことを思いついたりして。昔やっていた「たほいや」のようですな。あれはクイズの体裁を取っていましたが。

 「真っ赤な嘘というけれど。」と書いたのは荻野アンナさんですが。
 あなたなら、このタイトルでどんな文章を考えますか?